先週の日曜日(10/23)はアルジュナの朝ヨガが終わったあと四王寺山に登った。私はあまり前もって予定をたてることが苦手なので急に思い立って行動することが多い。なのでこの日も「さっ、天気がいいけん、山でも登ろうか」ってなったわけです。もう、13時過ぎてたし、子どもも友達と遊ぶ約束をしてたみたいだから、近所の低山に、さっさと登ってさっと下りるつもりだった。
だけど、なかなかの山でした。舐めてました。たぶん登ったルートが一番最短ルートだったので、そのぶん一番斜面が急だったんでしょう。ひたすら急な階段が永遠と続く感じ。めちゃめちゃ修行でした。
私は末っ子を7割がたおんぶして登ったので、ほんとに地獄かと思いました。
でもこれで確信しました。確実にコロナ後遺症は改善してきていると!
急斜面をおんぶして登っても致命的なほどの脈拍上昇はありません。あがっても少し休憩するとリカバリも早いです。5月の頃は少し近所を歩くだけでも疲労してたのに。
やはり、これは週4回のヨガと重曹クエン酸水の効果に間違いない!って思います。
帰宅したのは16時。3時間もかかった。予想よりも時間がかかってしまいました。まぁ、うえでのんびりドングリ拾いしたり、毘沙門堂でお参りしたからですけどね。
うえの子ふたりは、普段から山登りやアウトドアに慣れているから余裕シャキシャキで登ります。末っ子は甘えん坊なのでおんぶばっかり。食べることだけ3人前。ちょっと末っ子もそろそろ厳しく鍛えんといかんなぁ。でも一番しんどそうだったのがママです。さいきん運動してなかったからね。子どもたちに荷物を持ってもらったり、お尻を押してもらったりして助けてもらってました。
四王寺山とはこの辺いったいの総称らしく、私たちが登った山は大城山になります。大文字祭りの「大」が灯される山ね。私たちは大野城市の総合体育館から登りましたが、ほかにも太宰府の観世音寺のほうからや宇美町のほうからも登れるみたいです。たぶんそっちのからのルートのほうがなだらかで登りやすいと思う。
ところどころにある展望台は景色がよく、筑紫平野が一望できます。たしかにここに山城を構えると敵の動向がわかりやすいですね。水城方面とか。フィールドワーク的に歴史の勉強にもなる。大宰府政庁跡といい、水城といい、この辺一帯は歴史のロマンを感じさせてくれます。このころインドではすでにヨガスートラは編纂されていますが、まだ、ハタヨガは生まれてませんでした。その前身となる中期密教が発展してきた段階でしょうかね。そしてその中期密教を空海が唐から日本に持ち帰ります。
この四王寺山一帯は春日、大野城近辺のかたが、ちょろっと気軽にハイキングできるオススメの山です。みなさんもヨガで培った体力を歴史のロマンを感じながら登山で腕試ししてみませんか?特別な装備の必要もない普段着でも安心な山です。