R4/10/26~10/28の練習風景

第27回アルジュナヨガ(10/26水)は新規2名を含めた7名で練習しました。今回、新しくみえたかたがたは私の父母と同年代くらいのかたでした。うちの父母にも見習って欲しいくらいです。たとえヨガのポーズが正しくできなくても、ポーズの前身は本来あるべき人間の姿位の組み合わせです。

たとえポーズが不完全でもそれっぽいことをすればたくさんの姿勢と姿位をとっていることになります。日常生活ではせいぜい3~4くらいしか使ってないですよね。現代生活はここ3世代まえの人たちと比べても圧倒的に動きの量とバリエーションが少ないです。寝てるときの「仰向け」、日中の「立位や椅座位」くらい。人間も動物なので動かないと健康が保たれないようにプログラムされてます。

でもヨガでは「仰向け、うつ伏せ、側臥位、四つ這い、高這い、腕立て、両膝立ち、片膝立ち、片脚立ち、ランジ、開脚、立位、長坐位、正座、胡座、割座、横座り、蹲踞」などの姿勢をとったうえに「側屈、後屈、前屈、捻じり、(逆転)」を組み合わせていきます。そして、そこにポーズとポーズの移行動作も加わります。

はい、もう、ヨガアワーに1時間参加するだけで人間に与えられたほとんどの動作を一通りこなすことになります。健康に悪いわけないですよね。

また、頭位を変換させる動きが多いのもヨガの特徴でもあります。たとえば、トリコナアサナは顔面が側方に倒れた状態から天井側に捻じりますよね。もう、それって三半規管に刺激を与えまくりです。めまいの予防にもなるし、その刺激は身体に対しての姿勢反応に利用されるので転倒予防にもなります。

もう、うちのオトンみたいにジムなんかでマシーントレーニングなんてやってる場合じゃないです。いっけん、マシンを使うと効果がありそうな気がしますよね。見た目もカッコいいし、高価そうだから。でもそれはまやかしです。自由度も抽象度も低いトレーニング。一つのマシンに対して一つの動きしかできないんですよ。一つの動きに偏り過ぎたり、特定の筋肉ばかり鍛えすぎると、たいてい、怪我の原因となります。マシンや道具を使わなくてもできることはたくさんあります。てか、そもそも縄文時代にそんなものはない!狩猟採集民にボディビルダーのようなマッチョはいません。

第234回いきいきヨガアワー(10/26水)は新規1名を含めた10名で練習しました。内容はシークエンス23で、WODは「マシン」で内容はジム系トレーニングの悪口です(笑)。いや、やりたい人は止めないけどね。そもそも私はアンチ筋トレ派だし。あくまでも筋トレは筋肥大を狙ったようなものではなく、神経筋促通的(ファシリテーション的)な要素と感覚的な要素を伴っていないといけないと思います。地球はタダなので大地を押したり、自重を支えるくらいにしときましょう。少なくとも今回やった「lolasana」ができてからマシンやってくださいね♪

筋肉を肥大させすぎると燃費の悪い身体になっちゃいます。筋を維持するだけでも多大な費用(タンパク質)と労力がいりますから。比重もあるしね。ヨガはどちらかというと逆で、少ない酸素と少ない栄養で身体を効率よく使っていく方向に走ってるようです。多すぎる酸素や栄養は毒(老化)にもなりえるので少量でやり繰りすることが長生きの秘訣なんじゃないかと考えます。昆虫みたいに軽い身体になろう。また、言語を持たない昆虫は過去や未来にとらわれず今を生きてるしねー♪

第235回のいきいきヨガアワー(10/28金)は11名で練習しました。11名ともなると旧和室はちょっと手狭になります。内容はシークエンス5で、WODは「回復」でした。私のコロナ後遺症からの回復ってことですね。最近は不整脈もほとんど起こらなくなってきました。7~8月頃に水曜日の練習に参加されたかたは、そのときの私の状態をご存じかもしれませんが、そのときはクラスを始めるまえから疲れてましたもんね?いまはそこまで倦怠感や疲労感はありません。

ほんとうにヨガって適応疾患が広いと思う。期待せずにヨガを続けてたら、いつのまにか回復してた。

もし、みなさんのなかに何かしらの持病を抱えているひとがいたら期待せずに練習をつづけてみてください。もしかしたら良いことが起こるかも✨ご褒美みたいにさ♪

その週の日曜(10/30)は私事でお休みさせていただきました。